鎌倉新フルート合奏団:合奏団便りから
  第9回定期演奏会を振り返って

第9回定期演奏会を振り返って


定演後記 

                       平野 義行(2nd Flute)

 5/30(日)(5/29の定演の次の日)私のテニスクラブに行きました。‘文化の日’の次の日は‘体育の日’です。テニスクラブからは定演に大勢来てくれたので前夜の演奏の話題に花が咲きました。以下はその会話の一部です。この会話はフィクションではありませんが、昼の酒盛り最中の心神耗弱状態、責任能力のない状態での会話です。

Q「音が4度高いっていうのはどういう意味なの?」
A(平野)「さー?中学校の時習ったような気がするけど・・そんなこと知らなくてもフルートは吹けるし・・」
Q「指揮棒はどうして使わないの?」
A(平野)「たぶん経費節減のためでしょう」
Q「あのピッコロの演奏(五百川先生の‘しろつぐみ’)は音を一つも間違えてないの?」
A(平野)「そんなこと私に分かる訳ないでしょ」

「女性がいっぱい居るんだね。平野さんが熱心に練習に行くわけが分かったよ」
(平野)「ばれたか」……これは当然予想される会話であり、このあと酔っぱらいの会話の常として、合奏団の女性の事がひとしきり話題になりましたが、最近セクハラがうるさくなったのでここではカット。

「平野さんの蝶ネクタイ姿、かっこよかったね。第二の人生はこれで決まりだね。」
…これは、去年も言われましが意味不明。バーテンの修行でも始めろということ?

「コンサートマスターは女性なんですね」「コンサートマスターが二人居るんですね」
……近藤さんと高木さんが我が合奏団のコンサートマスターになりました。

「女性が一人だけずっと立ちっぱなしなのは可哀想だよ。今度バーの止まり木をはずして持って行ってやるよ」
……コントラバスの山田さんがずっと立ちっぱなしだったのは、多くの男性の同情を集めました(要対策・・エキストラ謝礼に特別加算するとか)。

かくて、我が日曜昼間の同胞に数々のカルチャーショックを与えて一夜の嵐は通り過ぎて行ったのでした。

定演感想文

                        松居 仁美(2nd Flute)


 舞台で緊張のためあがることを英語では「stage fright」と言うそうな…。私にとって2度目の第9回定期演奏会はとても楽しく、「fright」など感じることのない、あっという間のひとときでした。
 1曲1曲進むにつれまわりの音がよく聞こえてくる。五百川先生の感動的な「白つぐみ」で頂点に達した感を覚えながら、心地よい緊張感が続く。沢山の収穫が得られた一年間の成果は、とても気持ちの良いものでした。
確かに、現状維持で精一杯の年齢に達しているのだけれど、負けず嫌い人間にとって、絶対そんなこと認めたくない。自分の「音」と「音の役割」の確認の作業をもっともっとこなさなければいけない、等々…。いろいろシリアスな自己反省をしながら、演奏会終了後の片づけです。
 さて、演奏会直後、有志でミニ打ち上げのため居酒屋へ…。こちらも(こちらのほうが?)楽しい数時間でしたね。
一週間後の本打ち上げはこじんまりとしながらも、普段触れることのないお仲間の人柄に触れることが出来ました。渡辺先生、五百川先生の貴重なお話をきくことも出来ました。最高の気分の帰路でした。

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