鎌倉新フルート合奏団:合奏団便りから
  新年パーティーについて

 平成11年1月10日、夕方、鎌倉芸術館の集会室で、合奏団の新年会兼小編制アンサンブル大会を行いました。計画では、前半演奏会をやって、後半は食事をしながら、飛び入り演芸会でもやろうかと考えていたのですが、予想をはるかに上回る数のエントリーがあり、演奏だけで時間一杯になってしまいました。おかげで、自分の出番が来るまで食事どころではなかった人、最初から新年会モードで盛り上がった人、いろいろでした。日頃合奏団の活動を続けるにあたって協力していただいている家族や友人をご招待して、楽しいひとときを過ごすことができました。その時の団員の感想を掲載します。

新年パーティーについて

菊地卓(1st Flute)


 新年早々、あのようなイベントが開催されたことは、素晴らしいですね。新春パーティーの企画を口にすることはたやすいですが、いざ具体的に実施計画となると、これがなかなかうまく行かない。この時点で計画が頓挫するか、先送りになるか、規模が大幅に縮小されるのが、通常のパターンです。団員以外の方も迎えての演奏&食事会まで漕ぎ着けたのは、裏方を支えていたスタッフの努力以外のなにものでもありません。食事の内容が貧弱だった、演奏時間が足りなくなった、等々の反省点はありますが、これらは次回の企画時に盛り込んで行けば良いわけです。私はまず、スタッフの方に感謝したいと思います。

 普段は集団で演奏している訳ですから、個々の団員の方がどのような音を出しいてるか、なかなか分からないのです。ですから、皆さんの演奏を生で聴くのはとても興味深いものがありました。プロの演奏家だと、ある程度無難にこなしますが、今回はスリル満点でこれがまた面白い。(なんて言うと不謹慎ですが・・・) 「目立ちたがり」・「出たがり」というのは、演奏家として欠くべからざる素養かもしれません。私の恩師も「ステージで冷や汗を流して恥をかいた分だけ上手になる」といつも言っていますが、皆さんからのエントリーがあのように沢山出てくるのは嬉しいことです。下手でも何でもバンバン出てきて、ビュービュー吹くのは絶対にいいことだと思います。(自分もいい気持ちでスラブ舞曲を吹いていたら繰り返しが分からなくなった!)

 パーティーの楽しみの一つに、知らない方とお話することがありますが、今回は演奏もして、食事もして、お話もして・・・と盛りだくさんでしたので、あまり皆さんと会話するチャンスがありませんでした。これはちょっと残念でした。実際にやってみると、「あと何番目かなあ?」と自分の順番が近づいてくるとドキドキして、お話するどころでは無いことが分かりました。まだまだ修行が足りないですね。(笑い)

 


新春お楽しみ会に参加して

                       萩野谷郁子(2ndFlute)

 昨年はあまり練習に参加できず、イベントにもめったに参加できずにいましたが、12月で仕事を辞めたのをきっかけに、フルートの方も気持ちを新たに、お楽しみ会に参加することにしました。

 曲目も平山さんと演奏することも年末になり、急に決った事で、1月10日までの本番にはあまり日がなく、とりあえずそれぞれ練習することになりました。初めは、ノーマル二本で演奏する予定でしたが、前日にいざ演奏してみると、何だか間が抜けた感じ。”タイタニックのテーマ”の楽譜は伴奏はピアノなので、やはり低音がないと、盛り上がりに欠けるという状況でした。Bassを入れてみようと思いましたが、本番は次の日ということもあり、また、平山さんが気を利かせてピアノ伴奏の練習をひそかにしていてくれたので、合わせてみると、やはりあの”タイタニック”の雰囲気がバッチリでました。これで猛練習。何とか形にすることができ、本番も順番を変えてもらい、臨むことができました。平山さんと2人緊張しながら、何とか無事終えることができ、安心して飲んだり、他の方の演奏も聴く事ができました。いつもは、全員で合奏することがほとんどですが、団員以外の方の参加もあり、クラシック、ジャズ、ポピュラーといろいろな曲を楽しく聴く事ができ、また、ひとつ勉強になりました。

 今年は2月に結婚する事になり、また5月下旬にBaby誕生の予定です。途中から、休団することになりますが、それまでは、せっかくみつけた楽しみなので、可能な限り、練習に参加していきたいと思います。

 皆様、今後ともよろしくお願いします。

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