鎌倉新フルート合奏団:合奏団便りから
 秋の演奏会

鎌倉合奏連盟合奏祭」(11/3)の感

                       平野義行(2ndFlute)

(1) 先ずは記録から

  日時:H10.11.3(文化の日) 13:00〜17:00 於:鎌倉中央公民館
   参加団体:14団体(フルート4、ギター3、ハーモニカ2、木管合奏など) 
   我々の曲目:ビートルズカプセル
   指揮:渡辺光先生    出場者:17名(ちょっと寂しかったか?)
   その他:天気は快晴、温暖で、鎌倉駅周辺は大変な人出でした。

(2) 演奏会全体について

・一つの市に、こんなに多くの合奏団があることにびっくり。ほかに合奏連盟に属していない合奏団もいっぱいあるわけですから。
・弦楽合奏が一つもない(ギターは別として)のが不思議な気がしました。
・年輩の人が多く、皆楽しげに演奏していました。私のような者(現在58才)には励みになります。そういえば、我が合奏団は、平均年齢が低いですね。
・義務感が30%と、いろいろな演奏があって面白かったという気持ちが70%で始めから終わりまで聞いてしまいました。ただ、正直言って、1つの団体で4曲も演奏されると飽きる場合もあるのも事実でした。「成果発表」という面が、「聞く人が楽しむ」という面とうまくマッチングした場合はハッピーだな、という気がしました。
・感想文を書くつもりで聞いていなかったので、一つ一つの演奏については良く覚えていませんが、幸か不幸か私は、音程だとか演奏の音楽的、技術的なことはよく分からないので、曲(編曲も含めて)が耳当たりが良く、楽しそうに演奏している団体が良い印象でした。曲が良ければ少々演奏技術がおかしくても想像で補って聞けますから。(こんなこと書いて、合奏団をくびにならないだろうか?)

(3) 我々の演奏について

 我々の演奏は、曲が楽しいという点から言って、聞く人にとって大変良かったのではないでしょうか。これについては、今回、私がお誘いして来ていただいた3人の人の感想を書いておきます。もちろん多分に社交辞令を含んでいるとは思いますが。因みに、この3人ともほとんど始めから終わりまで聞いてくれました。

・Aさん(5?才女性)
 「暖かい雰囲気で、皆さん一生懸命で気持ちよかったです。曲もポピュラーで楽しめました。また誘って下さい。」
・Bさん(60才男性)
 「プロのように感じられる方々もおられまして、古都鎌倉のレベルはさすがに相当なものなんだ、と実感しました。ひとりならなんでもない曲も多くの人々と合わせるとなりますと、さぞや、大変なことであろうかと思います。息のあったフルートの演奏に思わず身をのりだしました。」
・家内
「個々の音がとてもきれいで、気分良く聞かれました。編成のためかちょっと高音が強いかなと思いましたけれど…」

(蛇足:この、高音(1stとソロ)が強いというのは後でビデオで見て私も感じました。「高音軍団がこれでもかこれでもかと攻めてきて圧倒的勝利を納めた。」という感じ。玉縄公民館フェスティバル(11/15)ではそういうことは無くなっていたので、何が原因だったんでしょうね?)

(4) 私の個人的感想

 去年まで、この年になって、舞台の上で合奏など出来ると思っていなかったので全てが感激で、感激は良いのですが、感激が緊張になってあちこち間違えて迷惑をかけています。特に今回は、終わりの方で(173小節目)、2ndフルート(私のパート)のメロディーが1小節完全に抜け落ちており、ビデオを見て冷や汗が出ました。しかし、終わった演奏の間違いはあまり気にせず、気持ちのこもった演奏をするように心がけたいと思います。それから、渡辺先生は主催者として終始気を配られておられてご苦労様でした。佐治先生の司会も、とても素敵でした。

(5) 最後に先ほどのBさんのメールの他の部分を載せておきます

「楽しい音楽会をありがとうございました。無料でこんなにすばらしい音楽を文化の日にエンジョイできまして、よい気分でした。もっともっと多くの方々にこうしたイベントを楽しんでいただけるように、広報活動を活発にされるとよいのになあ、と感じました。」

玉縄公民館フェスティバルに参加して

上村裕子(2ndFlute)

11月15日、当日は11月とは思えない程のぽかぽか陽気で七五三の日、ということもあり、どの位のお客様が来てくださるのか心配でしたが、昨年同様、数十人の方々が来てくださいました。

 演奏曲目は、いままで練習してきた「パッサカリア」「真夏の夜の夢の夜想曲」「ビートルズカプセル」の3曲と、山野のコンクール出場者等以外は、当日1回しか練習していない「いそしぎ」の4曲を全員で、「赤トンボ」「かわいいかくれんぼ」「ラデッキー行進曲」を、先生方と、有志の方々で、演奏しました。

 「いそしぎ」は、練習のときはこれで大丈夫だろうかと思うようでしたが、さすが、皆さん!本番になったら、ちゃんと形になっているではないですか! 先生と有志の方の演奏も、当日合わせただけとは思えないすばらしい演奏でした。全部で40−50分で終わってしまい、観客の皆様は演奏が終わっても、全員の方が座ったままでした。もっと聞きたいと思っていただけたのかなと、嬉しいような、申し訳ないような気持ちになりました。

 来年は、昨年の様に、観客の方も参加できる曲があってもいいかも知れないな・・とちょっと思いました。

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